飲食店で8人が食中毒 ノロウイルスが原因か 富士吉田

富士吉田市の飲食店で食事をした男女8人が下痢などの症状を訴え、ノロウイルスが検出されたことから、県はノロウイルスが原因の食中毒と断定し、この飲食店を10日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止の処分を受けたのは富士吉田市の飲食店「大黒天」です。
県によりますと、先月24日、20代から80代の男女9人がこの店で食事をしたところ、翌日、このうち8人が下痢や腹痛などの症状を訴えたということです。
店では中国料理のコースが提供され、保健所が調査したところ、症状を訴えた8人と店の従業員からノロウイルスが検出されたことから、県はノロウイルスが原因の食中毒と断定し、この店を10日から3日間の営業停止処分にしました。
症状を訴えた人は全員快方に向かっていて入院した人もいないということです。
ノロウイルスによる食中毒は冬場から3月にかけて多く発生しているということで、県は調理や食事の前には手洗いを徹底したり、加熱調理するときは食材の中心部まで十分に熱を通したりして、予防するよう呼びかけています。