県立農林大学校の卒業式 卒業生の多くは県内で農林業従事へ

農業や林業について専門的に学ぶ県立農林大学校の卒業式が7日、北杜市で行われ、2年間の課程を終えた39人が学びやをあとにしました。

北杜市の県立農林大学校で開かれた卒業式には、果樹学科と園芸学科、そしておととし開講した森林学科などで2年間学んだ39人が出席しました。
式では一人ひとり名前を呼ばれた卒業生に塚原卓郎校長が卒業証書を手渡しました。
そして、塚原校長は卒業生に対して、「壁にあたったとしても心を耕していれば必ず道はひらけます。自分の力を信じて決して臆することなくそれぞれの目標に向かって歩んでください」とエールを贈りました。
これに対して、卒業生代表で森林学科の西村龍汰さんは、「楽しさやうれしさを体現し、山梨の農業や林業を盛り上げたいです。森林学科は1期生の誇りを胸に使命感を持って活躍することを誓います」と決意を述べていました。
果樹学科を卒業した女性は、「同じ志を持つ仲間たちとの2年間はとても充実していました。人手不足と言われていますが、仲間と一緒に今後の農業を盛り上げたいです」と話していました。
大学校によりますと、卒業生の多くは県内で農業や林業に携わるということです。