新1年生のために6年生が机の天板を取り替え 富士川町

春から新1年生を迎える富士川町の小学校で、児童の机の天板を地元産のヒノキの板に取り替える作業が進められました。

作業が行われたのは富士川町の増穂南小学校で、今回は学校近くの寺で伐採された樹齢およそ40年のヒノキの板が使われました。
新しい天板は厚さおよそ3センチで、表面の木目が美しく、木の温もりが感じられるような仕上げです。
来月、小学校を卒業する6年生2人が春に入学する新1年生2人のために大人の手助けを受けながら工具を使い、およそ30分かけて天板の取り替えを終えました。
作業を行った女子児童は「これから6年間使うと思うので大切に使ってほしいです」と話し、男子児童は「ネジを締めるのが難しかったです。1年生にはこの机を大事に使ってほしいです」と話していました。
新1年生は4月4日に入学式を迎え、真新しい机で学ぶ学校生活が始まります。