フランスの高校生 甲府の高校を訪問 交流深める

甲府市の姉妹都市であるフランス・ポー市の高校生が、市内の高校の美術デザイン科を訪れ、一緒に描いたイラストを缶バッジにするなどして交流を深めました。

26日、甲府市の駿台甲府高校美術デザイン科を訪れたのは、甲府市の姉妹都市、フランス・ポー市のルイ・バートゥ高校漫画・日本文化部の生徒など15人です。
バートゥ高校の生徒たちは、ポー市がフランス・パリの南西に位置し果樹栽培が盛んなことや、自分たちの学校の歴史、学生生活について説明し、「今度フランスに来てもらい、ぜひ文化を知ってほしい」とあいさつしました。
その後、デッサンの授業などを見学して教室に戻ると、生徒たちは好きな日本のアニメのキャラクターについて日本の生徒と話しながら、思い思いのイラストを描き、缶バッジを作って交換するなどしていました。
ルイ・バートゥ高校の3年生で、漫画・日本文化部会長のルー・ヴィグリアーノさんは「猫と肉球を描いた作品をプレゼントしました。言葉は通じませんが、とても貴重な機会を得ました。楽しかったです」と話していました。
駿台甲府高校の1年生の女子生徒は「とても楽しかったです。ぜひみんなの学校にも行ってみたいと思いました」と話していました。
ルイ・バートゥ高校の生徒たちは、27日甲府市内を観光したあと、東京に向かい、来月2日にフランスに戻る予定だということです。