富士川町 道路損傷を町民がスマホで撮影し通報 来月から運用

公共の場所の速やかな修繕につなげようと、富士川町は損傷した道路などの状態を町民がスマートフォンなどで撮影して通報できるシステムの運用を来月から始めます。

富士川町が来月から運用する「道路損傷通報システム」は、道路の陥没やガードレールの破損、点灯していない街灯などを見つけた町民が、スマートフォンなどで現場を撮影して町に通報するものです。
これまでは詳しい場所や損傷の状態を電話や窓口で町に伝えてもらう方法でしたが、来月からは町のホームページを通じて専用のサイトから画像を送って通報できます。
通報は24時間受け付けていて撮影は損傷している部分を大きく写した画像と周囲の建物などが分かる画像、それに地図アプリなどで現場の位置を示した画面を保存した画像を送ってほしいとしています。
同様のシステムはすでに甲斐市や笛吹市などでも導入されていて、町は修繕の効率化を図ることにしています。
富士川町の土木整備課は「安心安全に道路などを利用できるよう異常を見つけた場合にはぜひシステムを活用してほしい。撮影の際には周囲の状況に注意してください」としています。