山梨県立博物館 新しいカフェ完成 フルーツの魅力発信 笛吹

県産のフルーツを活用して観光客を呼び込もうと、笛吹市の県立博物館に新しいカフェが完成し、16日記念の催しが行われました。

このカフェは、ぶどうやももなど山梨県を代表するフルーツの魅力を観光客に発信しようと県が設けました。
17日のオープンに先だって行われた催しには、県の担当者やカフェの運営にあたる関係者などおよそ30人が参加しました。
はじめに長田公副知事が「フルーツ王国の山梨がスイーツといえば山梨というPRにつながるような拠点になるよう期待しています」とあいさつしました。
そのあと、参加者の代表がカフェの成功を祈りながらケーキカットをしました。
白を基調とした店内では、旬のフルーツを使ったタルトやパフェなどのスイーツを1年を通じて提供するということで、年間で1万人以上の来場者を見込んでいるということです。
県はこのカフェで、スイーツづくりや、フルーツカットの講習会を定期的に開くなどして、次世代を担うパティシエの育成にも取り組みたいとしています。
カフェを運営する会社の古屋浩社長は、「山梨の果物は日本一だと思っているので、スイーツを食べた人には、山梨の果物がもつ魅力を感じてもらいたいです」と話していました。