甲府第一高校 普通科の前期試験で出題ミス 1人追加入学内定

今月行われた県立高校の入試の前期試験で、甲府市の高校が作成した英語の問題の一部にミスがあったことがわかり、県教育委員会はこの問題について全員を正解とし、その結果、追加で1人の入学が内定したと発表しました。

入試の問題にミスがあったのは、甲府市にある甲府第一高校の普通科の前期試験です。
県教育委員会によりますと、今月1日に行われた試験でこの高校が作成した英語の問題の一部に、単語を並べ替えなければ意味が通じないところがあったということです。
県教育委員会が後期試験に向け、各校の問題を集めて確認していたところミスに気がついたということで、この問題について、受検した36人を一律に正解にしたということです。
この結果、1人が追加で入学内定の基準を満たしたということで、高校側は15日、生徒や保護者に対して経緯とともに伝えました。
県教育委員会は、「複数の体制で細部まで問題を確認するとともに教員が実際に問題を解いて確認するなどチェックを強化して再発防止に努めたい」としています。