能登半島地震 屋根職人がボランティアで能登町へ出発 大月

能登半島地震で、被災した住宅の屋根を補修するボランティアとして大月市の屋根職人が7日、石川県能登町に向けて出発しました。

地震で被災した石川県能登町に向けて出発したのは、「全国災害復旧職人派遣協会」に所属する大月市の屋根職人、合わせて11人です。
大月市や山梨県防災局が参加して出発式が行われると、さっそく、屋根の補修に使うシート200枚や角材などが積み込まれたトラックなどが現地に向けて出発しました。
出発した11人はボランティアとして石川県能登町に入り、今月末までテントや車の中で過ごしながら東京都や宮城県などのメンバーと協力して屋根が壊れたり瓦が落ちたりした住宅およそ2000棟の補修を進める予定です。
11人が所属する協会による全国での災害復旧活動は今回4回目だということです。
「全国災害復旧職人派遣協会」の石岡博実代表は、「被災された方が一番、苦しい思いをしていると思います。一刻も早くわれわれの技術力で屋根の雨漏りを止めたいです」と話していました。