大雪の影響 甲府の物流会社 物資の搬送ができない状況

雪の影響は、物流にも及んでいます。
県内や全国各地に日用品や食料品などを運んでいる甲府市の物流会社では、雪の影響で高速道路が通行止めになり、物資を搬送できていない状況だということです。

物流会社によりますと、6日正午現在、高速道路が通行止めになった影響で、各地から県内に戻る予定だったトラックが30台ほど帰ってくることができず、5日の夜に甲府市を出発する予定だったトラックも、30台ほどが車庫で待機したままだということです。
また、雪のため、トラックの中で待機するなど、長時間勤務をせざるをえなかったドライバーも少なくなかったことから、ドライバーの勤務シフトを正常化させるのに1週間程度かかるなど、勤務管理にも影響が及びそうだということです。
高速道路の通行止めが続いていた6日正午ごろ、物流会社の事務所では関係先に到着の遅れを電話で知らせたり、運転手の状況を確認したりするなど対応に追われていました。
物流会社の甲府支店長、藤江修さんは「コンビニやスーパー、薬局などにも商品を配送していて、届けられないと一般消費者の方が困ると思うので、1分でも1秒でも早く通行止めが解除になってほしいです」と話していました。