道志村議会のリコール賛否問う住民投票進む 山梨

道志村で村議会のリコール=解散請求の賛否を問う住民投票が行われています。

道志村では、3年前の村長選挙で、当選した村長の親族らが投票を不正に行った事件を巡り、住民団体が村長のリコール=解職請求を検討し、リコールの際に作成する署名簿の個人情報の保護を求める請願書を去年、村議会に提出しましたが、不採択となりました。
これを受け住民団体は「村議会は正常に機能していない」として、議会のリコール=解散請求を求めて、有権者の3分の1を超える505人分の署名を集め選挙管理委員会に提出し、住民投票の実施が決まりました。
住民投票は4日午前7時から村内の5か所で行われ、選挙管理委員会によりますと午後6時現在の投票率は25.04パーセントとなっています。
また、3日までの期日前投票では有権者のおよそ58%にあたる792人が投票しました。
投票は一部の投票所を除いて午後8時に締め切られ、開票は午後8時半からの予定で、有効投票の過半数が解散に賛成すれば議会は解散し、村議会議員選挙が行われることになります。