中学校の正門から校名の銘板盗まれる 山梨 甲府

甲府市の中学校で校名が刻まれた銘板が正門から盗まれていたことが学校への取材で分かりました。
警察は金属製の銘板を売りさばく目的で盗んだとみて窃盗事件として捜査しています。

銘板が盗まれたのは、甲府市東光寺の甲府市立東中学校です。
学校によりますと、今月18日、学校の正門から銘板がなくなっているのを職員が確認したということです。
銘板は、固定していたボルトが外され、土台のコンクリートには、硬いもので隙間をつくるためにえぐられたような痕が残っていました。
学校はその日のうちに警察に被害届を出していて、連絡を受けた市の教育委員会は管轄するほかの35の小中学校に注意を呼びかけました。
23日現在、ほかの学校での被害は確認されていないということです。
県内では、先月、県が管理する3つの橋で、橋の名前などを表示する銅製のプレート6枚の盗難が確認されるなど、公共の建造物や場所から金属が盗まれる被害が相次いでいます。
警察は金属の価格高騰を背景に金属製の銘板などを売りさばく目的で盗んだとみて窃盗事件として捜査を進め、それぞれの被害に関連がないか調べています。