身延山久遠寺 第92世法主の内野日総氏が死去 98歳

日蓮宗の総本山、身延山久遠寺の第92世法主の内野日総氏が、21日、老衰のため亡くなりました。
98歳でした。

内野氏は大正15年に身延町で生まれ、身延山の清水房や、東京・台東区の瑞輪寺の住職を務めました。
平成18年に身延山久遠寺の第92世法主に就き、平成22年には日蓮宗の管長に就任しました。
明治8年の火災で消失した久遠寺の五重塔の再建に取り組んだほか、去年6月には、日蓮宗を開いた日蓮聖人が身延山に入山してから750年になるのにあわせた記念行事も執り行いました。
身延山久遠寺によりますと、内野氏は21日、老衰のため亡くなりました。
98歳でした。
仮通夜は23日午後、葬儀は24日に密葬で行われるということです。