昭和町で住宅火災 男女2人が避難で飛び降り 病院で手当て

16日午後3時すぎ、山梨県昭和町の3階建ての住宅で火災があり、当時、中にいた50代と70代の男女2人が、避難するために住宅の3階から飛び降りて病院で手当てを受けていますが、いずれも意識はあるということです。

16日午後3時すぎ、山梨県昭和町清水新居の3階建ての住宅の2階部分から火が出ているのを、通りかかった人が見つけて消防に通報しました。
消防車など12台が駆けつけ、火は、およそ1時間半後にほぼ消し止められました。
警察によりますと、出火当時、住宅には50代の男性と70代の女性の2人がいて、2人は避難するために3階から飛び降りて病院で手当てを受けていますが、いずれも意識はあるということです。
警察と消防は今後、出火原因などを調べることにしています。
現場はJR国母駅から北西に2キロほど離れた住宅や店舗などが建ち並ぶ地域です。

甲府地区消防本部は「今回の場合、飛び降りることはやむをえなかったが、危険が伴うので、火が燃え広がって下の階への避難が難しい場合はできるだけ上の階を目指し、扉があれば閉めたうえで救助を待ってほしい」としています。