都留特産 富士山の湧き水で育てた水かけ菜 収穫が最盛期

都留市で、富士山の湧き水で育てた特産の水かけ菜の収穫が最盛期を迎えています。

都留市の稲を収穫したあとの冬場の田んぼでは、富士山の湧き水で育てる水かけ菜の栽培が盛んで、現在27軒の農家が生産に取り組んでいます。
都留市十日市場にある齊藤愛夫さんのおよそ3アールの田んぼでは、水かけ菜の収穫が最盛期を迎えています。
水温はおよそ13度で、齊藤さんはひざあたりまで水につかりながら40センチほどに育った「水かけ菜」をひと株ずつ引き抜いていきました。
そして、10株を1束にわらで束ねると、近くの川で土を洗い落としていました。
歯ごたえがよく、えぐみが少ない水かけ菜は、地元では雑煮やおひたしなどに使うということです。
齊藤さんは「例年より大きめに育ち、おいしさは例年どおりです。ぜひご賞味いただければうれしいです」と話していました。
都留市の水かけ菜の収穫は、来月上旬まで続きます。