JR東日本 中央本線の特急車両増で混雑緩和へ ダイヤ改正で

JR東日本は、中央本線の特急列車の一部で車両を増やすなど混雑の緩和に向けたダイヤ改正をことし3月に行うことになりました。

JR東日本は、新型コロナの5類移行などを受けて人の流れが感染拡大前の水準に回復してきたとして、混雑の緩和に向けたダイヤ改正をことし3月に行います。
このうち中央本線を走る特急「あずさ」は、一部の車両を9両編成から12両編成へと3両増やして運行することになりました。
上りの特急は、午前7時40分に甲府駅発の「あずさ4号」と午後5時36分に甲府駅発の「あずさ46号」の2本で、下りの特急は、午後4時45分に東京駅発の「あずさ41号」と午後8時に新宿駅発の「あずさ53号」の2本です。
それぞれの特急列車で座席は150席増えます。
また、東京と富士河口湖町を結ぶ特急「富士回遊」は、1日3往復から4往復に増やして運行されます。
追加されるのは、午前10時半に新宿駅発の下りと午後2時10分に河口湖駅発の上りです。
ダイヤ改正は3月16日を予定していて、JR東日本八王子支社は「今後もお客様のご意見やご要望を考慮しながら利便性向上に努めていきます」としています。