海外からの技能実習生や留学生ら 餅つきを楽しむ 甲斐

母国を離れて暮らす技能実習生や留学生などに日本の年の瀬の風物詩を楽しんでもらおうと、26日、甲斐市で餅つき大会が行われました。

餅つき大会は、甲斐警察署の駐車場を会場に行われ、甲斐市や韮崎市で暮らす中国やモンゴル、ベトナム、それにウクライナからの技能実習生や留学生などおよそ30人が参加しました。
もち米は韮崎市内で収穫されたものが使われ、技能実習生らは、臼の中心をきねでつくことなどを教わると、「よいしょ」「よいしょ」というかけ声とともに息を合わせて餅をついていきました。
そして、つきたての餅をきな粉やあんこと一緒に口いっぱいにほおばって味わいました。
ベトナムからの技能実習生は「餅つきは初めてです。おもしろくて楽しかったです」と話し、ウクライナからの留学生は「おいしいです」と話していました。
主催した国際交流甲斐韮崎地域連絡協議会の秋山勉会長は「外国の方に日本を知っていただきたいと思い開催しました。日本は少子高齢化が進み、働く人が少なくなってきていて、国内で働く外国の人たちが増えていくと思うので、楽しく仕事ができる手伝いができればと思います」と話していました。