パリ五輪内定 柔道の舟久保選手 地元の富士吉田市を表敬訪問

来年のパリオリンピックで柔道女子の日本代表に初めて内定した舟久保遥香選手が、地元の富士吉田市を表敬訪問し、オリンピックに向けた意気込みを語りました。

富士吉田市出身で柔道女子57キロ級の舟久保遥香選手(25)は、ことし5月の世界選手権で2大会連続の2位となるなど実績を重ね、県勢として最も早く来年のパリオリンピックの日本代表に内定しました。
舟久保選手は19日、地元の富士吉田市役所を表敬訪問し、多くの職員に拍手で迎えられました。
そして堀内茂市長と面会し、「富士吉田市の皆さんにはたくさん応援していただき、本当に力になっています。来年のオリンピックで金メダルを獲得して、地元に持って帰れるように頑張っていくので、応援お願いします」と話しました。
これに対して、堀内市長は「パリオリンピックの代表内定は地元の子どもたちをはじめ、多くの市民にとって大きなプレゼントで、夢を与えてもらったことに改めてお礼を申し上げたい。パブリックビューイングで市民とともに応援したい」と応じていました。
表敬訪問のあと、舟久保選手は「地元の応援を改めて感じ、気が引き締まる思いです。自分の柔道をすべて出し切って優勝する姿を皆さんに届けたいです」と話していました。