元プロ野球選手 小林雅英さん 都留高校で特別授業 大月

大月市出身で、プロ野球のロッテなどで活躍した小林雅英さんによる特別授業が8日、母校の都留高校で行われました。

この授業は、生徒たちに将来について考えるきっかけにしてもらおうと都留高校が開き、8日は1年生170人あまりが参加しました。
講師には、都留高校の卒業生で、プロ野球のロッテや大リーグなどで活躍した小林雅英さんが招かれ、「高校生に伝えたいこと」をテーマに講演しました。
小林さんは、大学時代に進路を考えた際に、教員ではなく野球を選んだ当時の決断の理由や、その後、社会人野球を経てプロ入りを果たし、第一線で活躍した自身の経験を紹介しました。
そして小林さんは、「やりたいことを見つけた人は夢ではなく目標にすることが大切で、やらされるのではなく主体的に努力を続けることで大きな成果につながります」と高校生にエールを送りました。
このほか、アテネオリンピックの日本代表として袖を通した小林さんのユニフォームや銅メダルも披露され、生徒たちは目を輝かせながら大先輩の偉業に触れていました。
参加した男子生徒は「サッカーをしていますが、全国大会への出場を夢から目標に変えて頑張りたいと思いました」と話していました。