丹波山村 “災害時の住宅確保”で建設会社などの団体と協定

丹波山村は、大規模な災害が起きた際の住宅の確保などにつなげようと、建設会社などでつくる団体と連携協定を結びました。

協定を結んだのは丹波山村と建設会社などでつくる団体、日本モバイル建築協会です。
4日は、村役場で締結式が行われ、村と団体側が協定書に押印しました。
この団体はコンテナの大きさの木造建築物を連結して完成させる住宅、「モバイル建築」の普及を目指していて、今回の協定では、「モバイル建築」を村に整備して大規模な災害が起きた際に応急住宅として利用できるようにします。
また、村への移住を促進するためにも活用することにしています。
日本モバイル建築協会の長坂俊成代表理事は「モバイル建築で地域おこし、産業おこしにつなげられればと思います」と話していました。
丹波山村の木下喜人村長は「住宅に限らず子どもや高齢者向けの施設への活用など新しい取り組みにつながることを期待している」と話していました。