余っている食品集め支援「フードドライブ」4日から県庁などで

冬休みを前に、家庭で余っている米などの食品を集めて支援が必要な人に届ける「フードドライブ」という取り組みが4日から8日までの5日間、県庁などで行われます。

この取り組みは、食品ロスを減らすとともに経済的に困窮するなどして支援が必要な人に届けようと、県がおととしから始めていて、家庭で余っている食品を集め、対象となる人たちへ配られています。
受け付ける食品は米や缶詰、レトルト食品などの保存可能な食品のほか、のりなどの乾物や調味料で、賞味期限が来月8日以降であることと、常温保存ができる未開封のものです。
期間は4日から8日までの5日間、最終日を除いて午前8時半から午後5時までで、県庁の本館や各地の県民センターに収集場所を設けます。
県職員だけでなく一般の県民からも受け付けることにしていて、集まった食品は社会福祉協議会を通じて支援を求める世帯に配られるということです。
県は冬休みの期間は給食がないため、必要な家庭に食品を配ることで支援を行き届かせたいとして、協力を呼びかけています。