東京の県民学生寮で俳優の白須慶子さん講演 後輩にエール

東京・文京区にある山梨県出身の男子大学生の寮で、俳優の白須慶子さんが講演を行い、郷土の後輩たちに向けて何事にも挑戦する気持ちが大切だと、エールを送りました。

東京・文京区にある「山梨共修社」は、明治35年に山梨県の経済人らが設立した男子大学生のための寮です。
18日、寮に信玄公祭りで軍師の山本勘助役を務めた都留市出身の俳優、白須慶子さんが招かれ、白須さんは「目標に向かって」というテーマで講演しました。
白須さんは「現在、俳優を続けているのはチャンスを与えてくれた人との出会いがあったからで、縁を大切にして感謝することが大切です」と述べました。
その上で白須さんは「若い頃には嫌だなと思う出会いもありましたが、すべてがプラスになっています。遊びや恋愛、勉強と何事にも全力でぶつかろう」と学生にエールを送りました。
そして、講演を終えた白須さんは学生たちと酒を交えて語らうなどして交流を深めました。
大学3年の寮生は「年代を超えての交流は、寮ならではのだいご味です。縁を大切にするという話も今後に生かしていきたい」と話していました。
白須さんは「山梨を愛する仲間との交流はとても楽しかったです。これからも山梨のためにいろいろと頑張っていきたい」と話していました。