山梨県内 インフルエンザ患者 前週より減るも引き続き警戒を

インフルエンザの患者の増加傾向が続くなか、県は今月12日までの1週間の1医療機関当たりの患者数が29.78人だったと発表しました。
前の週に比べ10人近く減ったものの、依然として高い水準にあるとして県は予防の徹底を呼びかけています。

県によりますと今月12日までの1週間に医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1221人、1医療機関当たりでみると29.78人で、全国で最も多かった前の週の39.63人に比べ10人近く減りました。
ただ、依然として発生状況は高い水準にあり、甲府市と甲斐市や中央市などを管轄する中北保健所管内、それに山梨市、笛吹市、甲州市を管轄する峡東保健所管内では引き続き「警報レベル」となっています。
県はインフルエンザの流行は続いているとして、マスクの着用や手洗い、それにワクチン接種といった予防を徹底するよう呼びかけています。