5日間走り抜く「甲斐国ロングトレイル」 韮崎市をスタート

県内の山々を5日間走り抜く「甲斐国ロングトレイル」が8日から始まり、国内外から参加したトレイルランナーたちが韮崎市をスタートしました。

このイベントは、去年5月にアメリカのアラスカ州で撮影中に亡くなった、甲斐市出身の山岳カメラマン、平賀淳さんの発案で3年前に始まり、甲府盆地を囲む山道などおよそ270キロを5日間かけて走ります。
ことしは、北海道や九州、それに台湾など、国内外からおよそ20人のトレイルランナーが参加し、午前4時に韮崎市をスタートしました。
ランナーたちは、声を掛け合いながら軽快な足取りで林道を走り抜けていました。
北海道から参加した消防職員の男性は、「初めて参加しましたが、富士山の絶景を見られて感動しました。体調管理に気を付けて、参加者と交流を深めたい」と話していました。
イベントを主催するプロのトレイルランナー、山本健一さんは、「天気に恵まれて良かったです。これから5日間長丁場になるので、安全に注意して参加者どうしで声を掛け合いながら、無事にゴールしたいと思います」と話していました。