甲斐市出身山岳カメラマン 平賀淳さんをしのぶイベント開催へ

山梨県出身の山岳カメラマン、平賀淳さんがアメリカで亡くなって2年となる来年5月、平賀さんの名前を冠した山歩きのイベントが開催されることになりました。

甲斐市出身の山岳カメラマン、平賀淳さんは、登山家の野口健さんのエベレスト登山に同行したり、NHKの番組「グレートトラバース」で撮影したりするなど活躍してきましたが、去年5月、アメリカのアラスカ州で撮影中に亡くなりました。
43歳でした。
その平賀さんの功績を忘れないよう、平賀さんの韮崎高校山岳部時代の後輩で、プロのトレイルランナーの山本健一さんは、平賀さんが亡くなってから2年となる来年5月18日の命日に、一般の参加者を募って平賀さんの名前を冠した山歩きのイベントを開催することを決めました。
イベントのコースは、平賀さんが愛した富士山が見える茅ヶ岳から甲府市の北部にある黒平町までのおよそ14キロで、参加者と歩いて平賀さんをしのぶとともに、山歩きを通じて山梨の魅力を発信するイベントに育てていきたいとしています。
イベントを主催する山本さんは「平賀さんが愛したコースを平賀さんの命日にみなさんと歩きたいと思っています。ぜひ参加してください」と話していました。