古民家を会場 和紙のアート作品展 山梨 身延町

身延町の古民家を会場にして、特産の和紙を使ったアート作品の展示が開かれています。

この作品展は、8年前に東京から山梨県に移住したクシダユリさんが初めて企画し、身延町の古民家を会場にしています。
展示されているのは、町特産の高級和紙、西嶋和紙を使った作品で、このうち、薄くすいた長さ3メートルの和紙を天井から50枚つるした作品は、窓から入る風に優しく揺られ、見る人が霧や雲に包まれたような気持ちになります。
また、女性を描いた作品は、赤いペンのシンプルな線が作品の存在感をより際立たせています。
クシダユリさんは「これをきっかけに今後、この古民家を地域のコミュニティーの場にしていきたいです」と話していました。
作品展は、身延町の「石川庵」で今月5日まで開かれています。