「信玄公祭り」開幕 花火で夜空を彩る

50回目の節目を迎える「信玄公祭り」が、27日から3日間の日程で始まり、初日の27日は、甲府市の夜空に花火が打ち上げられました。

戦国武将、武田信玄をしのんで甲府市で開かれる「信玄公祭り」は県内最大級の催しで、初日の27日は舞鶴城公園で午後7時ごろから20分ほどにわたって、およそ1300発の花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。
花火は市川三郷町の職人が手がけたもので、訪れた人たちは、大輪の花火を見上げて歓声をあげていました。
甲斐市から家族で訪れた女性は、「最後の花火が一番迫力がありました。ことしは神明の花火を見に行けなかったので、子どもに見せることができてよかったです」と話していました。
また、甲府市の小学生は、「いろんな色があってきれいでした」と話していました。
「信玄公祭り」は、29日まで開かれ、28日は祭りのメインイベントで、甲府市中心部をおよそ1300人の武者行列が練り歩く「甲州軍団出陣」が行われ、モデルで俳優の冨永愛さんが武田信玄役を務めます。