山梨県内のレギュラーガソリン小売価格 8週連続で値下がり

レギュラーガソリンの県内の小売価格は、今月23日時点の平均で1リットルあたり170.8円となり、政府の補助金の拡充により8週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの県内の小売り価格は、今月23日・月曜日時点の平均で1リットルあたり170.8円と先週から0.6円、値下がりしました。
これは今月5日から政府の補助金がさらに拡充されたことが要因で、県内ではことし8月末に1リットルあたり187円と15年ぶりに最高値を更新しましたが、その後は8週連続で値下がりしています。
ただ、原油価格は高止まりしており、円安の進行によって、原油の調達コストは上がっているため補助金への依存が強まった形です。
経済産業省の補助金は、26日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から1リットルあたり35.7円に上がっています。
石油情報センターは、先行きについて「イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突によって、中東情勢が不安定になり、原油価格がやや上がっているため、来週以降はわずかに値上がりするだろう」と話しています。