山梨県 障害者施設で24人がノロウイルス集団感染

県によりますと、中北保健所管内の障害者施設で入所者と職員あわせて24人がおう吐や下痢の症状を訴え、このうち5人からノロウイルスが検出されました。
全員症状は軽いということですが保健所は集団感染が発生したとして対策を徹底するよう施設に指導しました。

県によりますと、今月20日から25日にかけて、入所者17人と職員7人のあわせて24人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴えました。
その後の調べで、発症した人のうち5人からノロウイルスが検出され、保健所は施設内でのノロウイルスによる集団感染と判断しました。
入院した人はおらず、全員症状は軽いということです。
保健所は施設に対し、施設内の消毒、入所者や職員の健康管理の徹底など感染拡大防止を指導しました。
県はノロウイルスの感染が増えるシーズンを迎えるとして、「料理や食事の前の手洗いを徹底することが重要です。万が一、家族がおう吐するなどして処理する場合はゴム手袋やマスクを着用するなど適切に対応してほしい」と呼びかけています。