「信玄公祭り」27日から開催 20万人の来場見込む 甲府

50回目の節目を迎える「信玄公祭り」が27日から3日間、甲府市で開かれます。
実行委員会は過去最多だった去年を上回る20万人の来場を見込んでいます。

昭和45年に始まった「信玄公祭り」は、武田信玄が川中島の合戦へ出陣する様子を再現する「甲州軍団出陣」が最大の呼び物で、新型コロナウイルスによる中止なども乗り越えて、50回目の節目を迎えます。
今回は武田信玄役をモデルで俳優の冨永愛さん、軍師の山本勘助役を俳優の白須慶子さんと、ともに初めて女性が務め、2日目の28日に武者行列を率いて市内を練り歩きます。
ことしは外国人観光客による「グローバル・サムライ隊」が新たに加わり、参加団体数は34、よろいかぶとをつける参加者はおよそ1200人と、ともにこれまでで最も多くなる見通しです。
また、3日間の期間中の来場者数についても、実行委員会はコロナ禍からの観光需要の回復などによって過去最多だった去年の17万8000人を上回る20万人と見込んでいます。
甲府市内では、28日午後に「甲州軍団出陣」に伴う交通規制が予定されていて、実行委員会はホームページなどで事前に情報を確認してから来場するよう呼びかけています。