あしなが学生募金 21日からJR甲府駅前で呼びかけ

病気や災害などで親を亡くした子どもたちへの奨学金を募る「あしなが学生募金」の街頭でのが、21日から2日間、JR甲府駅前で行われます。

「あしなが学生募金」の街頭での呼びかけは、新型コロナウイルスの影響で休止されていましたが、去年、活動を再開しました。
県内ではことしの秋の街頭での呼びかけは、21日と22日の2日間、JR甲府駅の南口で正午から午後5時まで行われることになりました。
「あしなが育英会」によりますと、今年度から全額給付型となった高校生への奨学金は、申請者が全国で2629人と1988年の制度開始以降、過去最多となりましたが、資金不足のため、半数以上が給付を受けられなかったということです。
県内でも申請者15人のうち7人が給付を受けられなかったということです。
あしなが育英会は「困窮する後輩遺児の学びを支えようと学生たちが全力で準備を進めています。支援の輪を広げるためご理解とご協力をよろしくお願いします」と呼びかけています。
募金の受け付けは、街頭のほかクレジットカードや郵便振替でも受け付けていて、詳しくは「あしなが育英会」のホームページに掲載されています。