身延町で特産のあけぼの大豆の収穫体験 山梨

身延町で特産のあけぼの大豆の収穫体験が行われ、県内外から訪れた人たちが袋いっぱいに枝豆を詰め込んでいました。

あけぼの大豆は身延町の限られた地域で栽培され粒の大きさや甘みが特徴で、去年、県内の農林水産物では初めて国が地域ブランドとして保護する「GI=地理的表示」に登録されました。
今月に入って収穫時期を迎え、14日、相又地区の畑では収穫体験が行われ、県内や東京、静岡などから家族連れなどおよそ30人が参加しました。
参加者は畑の所有者から上に引っ張るようにというもぎ取り方のコツなどを教えてもらうと畑に入り、1メートルほどに育った株にたくさん実った枝豆を次々ともぎ取って袋に入れていました。
甲府市から参加した女性は「去年も参加して4.1キロ採ったので、今年はそれを上回りたいです」と話し、静岡県三島市から参加した女性は「ここの大豆が大好きです。もう必死です」と話しながら手を動かしていました。
制限時間が20分の収穫を終えて、枝豆の入った袋の重さを測ると多い人では4キロ近くになりました。
甲府市から家族と一緒に参加した女性は「思ったよりたくさん採れました」と話していました。
収穫体験や直売が行われる身延町のあけぼの大豆産地フェアは今月の毎週末、町内12か所で開かれます。