身延町特産の「あけぼの大豆」JRの特急で運び都内販売へ

県内の新鮮な農作物などを東京都内で販売する取り組みの一環で13日、身延町特産の「あけぼの大豆」が特急列車で運ばれました。

JR東日本は、おととしから中央本線の特急列車で新鮮な野菜や果物などを都内に運んで販売する取り組みを行っています。
この一環として13日朝、甲府駅では身延町から届いたばかりの特産の「あけぼの大豆」の枝豆、70キロ余りがJRの社員などによって上りの特急列車「かいじ」に積み込まれました。
生産者の浅野秀人さんは「枝豆は鮮度が命なので、こうした仕組みはぴったりだと思います。旬のおいしさを楽しんでほしいです」と話していました。
JR東日本八王子支社の渥美雄也さんは「特急列車を使うことでスピーディーに、決まった時間に届けることができます。山梨の魅力をより多くの方に届けられるよう、引き続き取り組んでいきたい」と話していました。
「あけぼの大豆」は1時間40分ほどで東京駅に到着し、隣接する百貨店などで13日午後、販売されたということです。