JR甲府駅でオペラのミニコンサート 駅構内に歌声響く

オペラに親しんでもらおうというミニコンサートが、連休初日の7日にJR甲府駅で開かれ、駅の構内に歌声が響きました。

このミニコンサートは、山梨にオペラを根付かせようとプロとアマチュアが共同で運営しているオペラ団体「ミュージックシアターグループtuttiY」が、JR甲府駅北口のペデストリアンデッキで開きました。
ミニコンサートには団員およそ20人が参加し、オペレッタ「天国と地獄」の中から、神々の王「ジュピター」がほかの神々にからかわれるシーンや、ジュピターが天国に飽きた神々を引き連れて地獄へ出発する場面などを表情豊かに歌い上げていました。
フィナーレでは、日本では運動会の曲などとして有名な「地獄のギャロップ」が歌われ、訪れた人たちは手拍子をとりながら美しい歌声に聞き入っていました。
また、会場には実際の公演で着用された衣装も展示され、訪れた人は興味深そうに見ていました。
甲斐市から来た40代女性は「近くで見られてとてもすばらしかったです。ぜひまた次は公演を見に行かせてもらおうと思っています」と話していました。
オペラ団体代表の声楽家、川口聖加さんは「たくさんの方に見ていただけてうれしかったです。次の公演に向けて団員も募集していますので、今からでも皆さんに参加していただきたいと思っています」と話していました。