踏切通行の際のルール徹底を JRと警察が呼びかけ 笛吹

秋の全国交通安全運動が行われるなか、笛吹市内の踏切で、JRと警察が踏切手前での一時停止など踏切を通行する際のルールの徹底を呼びかけました。

笛吹市の春日居町駅に近いJR中央本線の踏切では25日午前、JR東日本の職員や警察官などが、交通ルールの徹底を呼びかけるボードを持って並びました。
参加者は車のドライバーに「一時停止をお願いします」などと声をかけ、警報器が鳴っているときに踏切に入らないことや、立往生などの緊急時には非常ボタンを使うことを呼びかけるチラシなどを手渡していました。
JR東日本によりますと、この踏切では、遮断機が下り始めてから無理に進入した車と接触するなどして遮断棒が折れるトラブルが昨年度3回起きていて、対策が課題になっているということです。
JR東日本八王子支社甲府統括センターの石塚隆志所長は「踏切の事故は巻き込まれた人の死亡など大きな事故になるおそれがある。通行するときは交通ルールを守ってもらい、事故を未然に防ぎたい」と話していました。