AED使い買い物客の命救った警備員の男性に消防が感謝状

ことし6月、甲斐市内のショッピングセンターで、心肺停止となっていた買い物客にAEDを使うなどして救命措置を行い命を救ったとして警備員の男性に消防から感謝状が贈られました。

感謝状の贈呈式は韮崎市の峡北広域行政事務組合で行われ、買い物客の命を救った警備員、赤沢晟史さんに消防本部の今福治消防長から感謝状が手渡されました。
ことし6月、甲斐市内のショッピングセンターの駐車場の車の中で80代の女性客が心肺停止になった際、警備員の赤沢さんは消防から連絡を受けて現場に駆けつけ、AEDを使ったり心臓マッサージをしたりして救命措置を行いました。
その結果、救急隊が到着した時には女性は心拍と呼吸が再開し、その後、元気になったということです。
今福消防長は「赤沢さんの迅速かつ適切な処置により、傷病者の尊い命が救われ、社会復帰につながった。勇気ある行動に心から感謝します」と述べました。
感謝状を贈られた赤沢さんは「いつ、こうしたことが起こるともかぎらないので、今後も日頃から人命救助ができるよう備えていきたい」と話していました。