小学生が防災学ぶ 市川三郷町

小学生たちに防災について楽しみながら学んでもらおうというイベントが、5日、市川三郷町で開かれました。

このイベントは、小学生たちに防災や災害時に役立つ知識などについて楽しく学んでもらおうと、市川三郷町がガス会社の協力を得て開いたもので、およそ30人が参加しました。
イベントでは防災についてのクイズが行われ、「授業中に大きな地震が起きたらどうするか」や、「電気が止まったときのために日頃から用意しておくといいものは何か」などの問題が出され、子どもたちは相談しながら答えの番号が書かれたボードをあげていました。
また、紙パックを使って皿を作る方法についても学び、子どもたちははさみを使って紙パックを2つに切ると、ポリ袋やテープを使って繰り返し使えるような皿に仕上げていました。
このほか電気を消した会場で、箱の中に入れたライトの上に水を入れたペットボトルを置くと、光が拡散されて周囲が明るくなることなども体験していました。
参加した小学生は「実際に地震があった場合、どんなことをすればいいのかが分かったので、よかったです」とか、「防災のクイズをしたり、災害が起きたときに役立つお皿を作ったりしたのが楽しかったです」と話していました。
市川三郷町防災課の青柳博司係長は「小学生にも分かりやすく楽しく防災について学ぶことができたので、有意義だったと思います」と話していました。