マニラ保険金殺人 笛吹市の岩間俊彦死刑囚が拘置所内で病死

かつて笛吹市で暮らし、フィリピンで知人の男性2人を保険金目的で殺害した罪などで死刑が確定して東京拘置所に収容されていた岩間俊彦死刑囚が、24日、拘置所内で死亡しました。
病死とみられるということです。

法務省の発表によりますと、死亡したのは岩間俊彦死刑囚(49)です。
事件の前、笛吹市で暮らしていた岩間死刑囚は、2014年と2015年にフィリピンの首都・マニラで知人の男性2人を保険金目的で殺害したとして殺人などの罪に問われ、ことし6月に死刑が確定していました。
法務省によりますと、岩間死刑囚は、24日午後0時半ごろ、東京拘置所内の居室であおむけに倒れているのが見つかり、医師による救命措置を受けましたが、午後3時半ごろ、死亡が確認されました。
岩間死刑囚は、以前から糖尿病の治療を受けていて、倒れる前には慢性腎不全とも診断されており、病死とみられるということです。
法務省矯正局は「収容者の適切な健康管理に努めていく」とコメントしています。