柔道 富士吉田出身の舟久保遥香選手がパリ五輪代表に内定

来年のパリオリンピックに向けて山梨県から代表内定選手が出ました。
富士吉田市出身で柔道女子57キロ級の舟久保遥香選手が来年のパリオリンピックの日本代表に内定し、「金メダルを目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。

全日本柔道連盟は23日、オンラインで開いた強化委員会で審議した結果、舟久保選手など男女合わせて6人の選手が新たに来年のパリオリンピックの代表に内定しました。
女子57キロ級で初めてオリンピック代表に内定した舟久保遥香選手は富士吉田市出身の24歳で、寝技を得意としています。
去年10月の世界選手権では、決勝でリオデジャネイロオリンピックの金メダリストに敗れて2位でした。
ことしに入っても5月の世界選手権で2大会連続の2位となり、先月行われたオリンピックと世界選手権に次ぐ国際大会、ワールドマスターズでは3位と実績を重ね、そのほかの選手との差が明確だと判断されたということです。
女子日本代表の増地克之監督は「金メダルは、寝技をいかに生かすかにかかってくる。強豪選手が多い階級なので、しっかりシード権を獲得して金メダルがとれるよう準備していきたい」と話しています。
舟久保選手は24日、東京都内行われた会見で、初出場となるオリンピックに向けて、「オリンピックは目標にしていた大会なので、うれしいとともに気が引き締まります。寝技を武器に一日一日を無駄にせず、金メダルを目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。