関東甲信 気温上昇 猛烈な暑さ見込みのところも 熱中症警戒

関東甲信は17日も午前中から厳しい暑さになっています。
このあと猛烈な暑さになるところもある見込みで、こまめな水分補給など熱中症への警戒を続けてください。

気象庁によりますと、南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で関東甲信では17日も気温が上がっています。
午前11時までの最高気温は、千葉県市原市の牛久と神奈川県小田原市で34.6度、栃木県佐野市と長野市で34度ちょうど、東京の都心で33.9度などと厳しい暑さになっています。
このあとも気温があがり、日中の最高気温はさいたま市で36度、東京の都心と千葉市、前橋市、水戸市、長野市で35度と猛暑日が見込まれているほか、横浜市と宇都宮市、甲府市で34度と予想されています。
湿度も高く環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、千葉県と茨城県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
厳しい暑さはこの後も続き、関東甲信では来週23日の水曜日ごろにかけて35度以上の猛烈な暑さとなるところがある見込みです。
連日、気温の高い状態が続き、熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが全国で相次いでいます。
熱中症に警戒し、不要不急の外出は避け、屋内でも冷房などで室温を調節するとともに、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど、対策を徹底してください。