小学校教諭が児童の頭をたたく 暴行罪で略式命令 罰金5万円

去年、甲府市の小学校に勤務する40代の教諭が当時6年生の児童の頭をたたいたとして、暴行の罪で裁判所から罰金5万円の略式命令を受けたことを市の教育委員会が発表しました。

甲府市教育委員会によりますと、略式命令を受けたのは市内の小学校に勤務する40代の男の教諭です。
この教諭は去年10月、当時6年生の児童に対し、頭をげんこつでたたく暴行を加えたということです。
児童にけがはありませんでした。
学校の聞き取りに対し、教諭は「校外学習での児童の態度を指導するために行った。反省しています」などと話していたということです。
児童の親が後日、警察に被害届を出して捜査が進められ、教諭は先月下旬、甲府簡易裁判所から暴行の罪で罰金5万円の略式命令を受け、後日、納付したということです。
甲府市教育委員会は「児童や保護者、市民の信頼を大きく損ね、責任を感じています。再発防止に向け教職員の服務規律の徹底に努めていきます」とコメントしています。