忍野村長選挙 新人の大森彦一氏が初当選

任期満了に伴う忍野村の村長選挙は30日投票が行われ、新人の大森彦一氏が初めての当選を果たしました。

忍野村長選挙の開票結果です。
大森彦一、無所属・新、当選、3354票
天野多喜雄、無所属・現、2387票
今回の選挙は現職と新人の前回と同じ2人の争いとなりましたが、新人の大森氏が3回目の当選を目指した天野氏をやぶり、初めての当選を果たしました。
大森氏は74歳。
忍野村出身で、現在は自身で創業した建設会社の役員を務めています。
選挙戦では忍野村の「再起動」を掲げ、ふるさと納税事業の強化による増収や、生活支援として村民1人当たり10万円を支給することなどを訴え、支持を広げました。
大森氏は「今後、休む間もなく、公約実行に動かなければと、身の引き締まる思いです。今の村政に対し、再起動をと訴えてきたが、その声で当選させていただいたことを肝に銘じ、今後、皆さんとともに一生懸命やっていきます」と話していました。
忍野村の選挙管理委員会によりますと、今回の投票率は74.07%と、前回、4年前より0.11ポイント高くなりました。