武田氏ゆかりの東光寺 子どもたちが座禅・写経を体験 甲府 

戦国武将、武田信玄が亡くなってことし450年を迎え、甲府市の武田氏ゆかりの寺では、夏休み中の子どもたちなどが座禅と写経を体験しました。

この催しは、戦国武将、武田信玄が亡くなってことし450年を迎える中、地域の歴史を学んでもらおうと甲府市が、武田氏ゆかりの東光寺を会場に開いたもので、およそ30人が参加しました。
はじめに住職の更屋秀法さんがひざと尻の3点で座ると安定することや心を落ち着けるために腹式呼吸することなど座禅の組み方を説明しました。
参加者は10分間の座禅に挑戦したり、住職から「警策」と呼ばれる木の板で肩をたたいてもらったりして、気持ちを引き締めていました。
また、写経の体験も行われ、参加者は姿勢を正して、真剣な表情で1文字1文字を丁寧に書き写していました。
参加した小学4年生の男の子は、「とても新鮮な体験ができて楽しかったです。座禅で心が静まる感じがとてもよかったです」と話していました。
また、小学2年生の女の子は、「棒でたたくのは痛そうだったけど、すっきりしました。またやってみたい」と話していました。
この催しは、28日も開かれる予定で、すでに事前の予約はいっぱいになっているということです。