全国知事会 子ども・子育てなど確認し山梨宣言採択へ 北杜

北杜市で開かれている「全国知事会議」は最終日の26日、会議のテーマでもある子ども・子育て政策を強化し子どもにやさしい社会の実現を目指すことなどを確認し、山梨宣言を採択する方針です。

47都道府県の知事らが出席する「全国知事会議」は25日から北杜市内で開催され、これまで子ども政策の強化に向けた地方への財源措置や、脱炭素社会の実現に向け水素を作り出す装置を製造する企業と後押しする自治体への支援を国に求めていくことを確認しました。
最終日の26日は午前中、アメリカの知事とオンラインで交流を図ったあと地方創生や国土強じん化の推進などについて提言をまとめることにしています。
そして会議のテーマでもある子ども・子育て政策を強化し子どもにやさしい社会の実現を目指すことや、脱炭素社会の実現に向けて取り組みを加速させることを確認して山梨宣言を採択する方針です。
長崎知事は25日の議論を踏まえ、北杜市の会場で記者団に対し「各県のさまざまな取り組み、特に子育てや少子化施策に関する知恵を仕入れることができ大変有意義になっている。提言を出した後のアクションが問題なので速やかに実際のアクションに結びつけていきたい」と話していました。