来週開催の天気イベント前に甲府地方気象台で準備進む 山梨

夏休み中の子どもたちが天気について楽しく学べる来週開催のイベントを前に、甲府地方気象台は当日予定している実験などの準備を進めています。

「お天気フェア」は、甲府地方気象台が例年、夏休み中の小学生などを対象に無料で開いているイベントで去年は100人を超える参加者を集め、竜巻などの仕組みを実験や展示を通じて学びました。
ことしは今月29日に開催を予定していてこれを前に気象台では職員による準備が進められています。
20日は、前回を振り返りつつことしの内容について打ち合わせが行われたほか、大気圧の強さを体感してもらう装置や地震波が伝わるメカニズムを輪ゴムやおもりを使って再現する装置の点検も進められました。
また、会場に展示する持ち運べる「アメダス」も実際に組み立てられました。
甲府地方気象台の松川基次長は「全国的に災害が多く発生している中で、気象の仕組みを学べるよい機会となっています。小学生には夏休みの自由研究の参考にもしてほしい」と話していました。
甲府地方気象台の「お天気フェア」は今月29日の午前9時半から午後3時半まで開催され、参加は事前予約制で、電話 055ー222ー3634で受け付けています。