甲斐市の建設会社 小中学校に再生紙トイレットペーパー寄付

甲斐市の建設会社が、紙ごみを再利用して作ったトイレットペーパーを市内の小中学校に寄付することになり19日、贈呈式が行われました。

トイレットペーパーを寄付したのは甲斐市に本社がある建設会社の「中村建設」で、竜王南小学校に保坂武市長や建設会社の関係者などが集まりました。
トイレットペーパーには会社で出たコピー用紙などの紙ごみが再利用されていて、災害用の備蓄として市内の小中学校に合わせて300個が贈られることになりました。
贈呈式では、建設会社の中村国男社長が「SDGsの一環として少しでもお役に立てればありがたいです」とあいさつしました。
このあと、竜王南小学校の6年生3人にトイレットペーパーが手渡され、児童会長の保延佐和さんが「学校でも委員会の資料を紙からパソコンの利用に変えるなどの努力をしています。いただいたものは大切に使わせていただきます」と感謝の気持ちを伝えました。
トイレットペーパーを寄付した建設会社は福祉施設などとも連携しながら今後も環境に配慮した取り組みを続けていきたいとしています。