食品ロス減らし 必要な人に届ける 「フードドライブ」 県庁

県は家庭などで余っている食品を集めて支援が必要な人に届ける「フードドライブ」という取り組みを10日から14日までの5日間、県庁などで行います。

この取り組みは、県が食品ロスを減らすとともに経済的に困窮するなどして支援が必要な人に届けようとおととし7月から始めていて今回で5回目です。
受け付ける食品は米や缶詰め、レトルト食品などの保存可能な食品のほか、のりなどの乾物や調味料で、賞味期限は来月21日以降で常温保存ができる未開封のものだということです。
食品は10日から14日までの5日間、最終日を除いて午前8時半から午後5時まで県庁の本館や地域県民センターで集めることにしていて、県職員だけでなく一般の県民からも受け付けます。
集まった食品は社会福祉協議会を通して支援を求める世帯に配られるということです。
県は夏休みに入り、給食がなくなることで困る子どもたちへ行き届くような支援にしたいとして協力を呼びかけています。