山梨県警察本部長に小柳津氏就任「県民と一体で良好な治安を」

山梨県警察本部のトップ、新しい本部長に大阪府警察本部の警備部長などを務めた小柳津明氏が就任し、「県民と警察が一体となって良好な治安を作り上げていきたい」と抱負を述べました。

7日付けで山梨県警察本部の新しい本部長に就任した小柳津明氏は愛知県出身の58歳。
昭和62年に警察庁に入り、警察庁公安課の理事官や大阪府警察本部の警備部長などを経て、7日、山梨県警察本部の本部長に就任しました。
小柳津本部長は7日の記者会見で県内の課題として電話詐欺や、飲酒運転、果物盗難を挙げながら「山梨県の治安情勢や県警の課題への取り組み状況を早期に確認して、重点項目の推進に努めたい」と抱負を述べました。
また、山梨県の印象を問われた小柳津本部長は「歴史がある県という印象で、戦国最強とうたわれた武田家ゆかりの地を訪れたい。20年以上前には信玄公祭りに参加したこともあり、武者にふんして行列に加わった。大変よい思い出だ」と述べました。
さらに県民に向けて「警察の活動だけでは困難なことも少なくない。県民のみなさまと警察が一体となって山梨県の良好な治安を作り上げ、維持していきたい」と述べ、警察の活動への理解と協力を求めました。