移住者など呼び込もうと交流拠点 古民家を改修 市川三郷町

市川三郷町の山あいの集落に、移住者などを呼び込むプロジェクトで改修を進めていた古民家を再利用した施設が完成し、1日、オープンを迎えました。

このプロジェクトは市川三郷町の地域おこし協力隊のメンバー、浜野雅子さんが、移住者などを町に呼び込もうと学生ボランティアらと取り組んでいるものです。
町の山あいにある大木集落の築およそ150年の古民家の改修を2年がかりで進め、シェアオフィスなどの機能を備えた交流拠点、「Point」が完成しました。
1日、オープンを迎え、シェアオフィスは広さがおよそ180平方メートルあり、仕事や勉強に利用できます。
また、米ぬかを利用した「酵素風呂」と呼ばれる施設なども併設されています。
活動を支援している地元の人は「停滞していた地域が動き出したことに感謝しています」と話していました。
浜野さんは「ここからがスタートで、どれだけの人に知ってもらい、来てもらえるのか不安と期待が入り混じっています」と話していました。