DX推進へ 甲斐市 先進的な奈良県宇陀市と連携協定

プログラミングやeスポーツなどの体験を通じてDX=デジタルトランスフォーメーションを推進しようと、甲斐市は、先進的な取り組みを行う奈良県宇陀市と連携協定を結びました。

27日、甲斐市役所で開かれた調印式には、奈良県宇陀市の金剛一智市長と甲斐市の保坂武市長らが出席しました。
甲斐市はDX=デジタルトランスフォーメーションを推進するため、来月、市民が最先端のデジタル機器に触れる催しを予定していて、ことし4月に1000人規模の催しを開いた宇陀市のノウハウを学ぼうと、協定の締結に至りました。
協定について甲斐市の保坂市長は「大変有意義だと考えています。自治体におけるDXの推進には市民の理解と参画が不可欠で、市民がさまざまなデジタルコンテンツに触れる機会を作ることが重要です。今後も互いに切磋琢磨するなかでDXを推進し、公民連携の事業も展開していきたい」とあいさつしました。
また、宇陀市の金剛市長は「この協定を起点として甲斐市の取り組みも吸収し、奈良の地でいかしていきたい」と述べました。
甲斐市が来月29日と30日に開く催しでは、プログラミングやVR、ドローンの操作などが体験できるほか、宇陀市とeスポーツのオンライン対戦なども予定しています。