体育の授業のあと小学生5人が熱中症の症状訴える 甲州市

23日正午ごろ、甲州市内の小学校で体育の授業のあと児童5人が熱中症の疑いがある症状を訴え、このうち4人が病院で手当てを受けました。
県内は24日以降も厳しい暑さが予想されることから、熱中症に注意が必要です。

東山梨消防本部や甲州市教育委員会によりますと、23日正午ごろ、甲州市内の小学校で体育の授業を終えた6年生の児童5人が、手のしびれや吐き気など、熱中症の疑いがある症状を訴えました。
このうち4人が病院に搬送され、残りの1人はその場で手当てを受けたということで、いずれも意識はあり、程度は軽いということです。
市の教育委員会や小学校によりますと、児童らは午前中、体育館での体育の授業で短い距離を何度も往復して走る「シャトルラン」を行ったあと、体調不良を訴えたということです。
県内は24日以降も最高気温が30度前後の厳しい暑さが予想されており、消防は、こまめに水分を補給するなど熱中症の対策を徹底するよう呼びかけています。